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日経平均やアジア株が軒並み上昇し、GLOBEXのNYダウ先物も堅調に推移したことから、欧州市場でドル/円は一時94.55円付近まで上昇。この水準では一旦上げ渋ったものの、NY市場に入ると米新規失業保険申請件数が55.4万件と予想より強い結果になったことや、3MやAT&Tなど好調な米主要企業の決算を好感し、NYダウが堅調に始まったことを受けてドル/円は強含みとなり、米中古住宅販売件数も489万件と予想を上回るなど3ヶ月連続で増加し米住宅市場の底打ち期待が高まったことから、NY市場序盤にドル/円は95.00円付近へと続伸。その後は強い米主要企業の決算や米経済指標を受けてNYダウが1月以来となる節目の9000ドル台を突破するなど堅調推移となる中、オプションのトリガーなどをヒットして、NY市場中盤にドル/円は95.25円付近まで上値を拡大した。また、米景気の底入れ期待が高まったことを受けて、米長期金利が上昇したこともサポートとなった。ただし、95円台では本邦実需筋の売りオーダーも多くここで頭打ちとなると、その後はユーロ/円などクロス円の手仕舞い売りに加えて、売上高が予想を下回るなど米株式市場引け後に発表された米マイクロソフトやアマゾンの決算がさえない結果になったことを受けてドル/円は94.90円付近へと反落した。一時前日比215ドル高まで上昇するなどNYダウが年初来高値を更新したほか、ナスダック総合指数も1992年1月以来となる12連騰となっており、楽観的なムードが一段と高まりそうだ。95円台は週末前の手仕舞い売りや本邦実需筋のドル売りが厚いとみるが、リスクテイク志向・キャリートレード意欲が高まっていることから、下値を一段と切り上げる展開を予想する。また、本日は新興国などに投資する投信が複数設定されることから、思惑的な円売りが入る可能性もあろう。
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