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欧州市場では日経平均が一時年初来高値を更新するなど1万円台を回復したことや、欧州株やGLOBEXのNYダウ先物も前週末比プラス圏で堅調な値動きとなったことを背景に円売りが先行したことから、ドル/円は95.20円付近へと上昇。その後はGLOBEXのNYダウ先物が米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズの減益決算が重石となり下落へと転じる展開となったことを背景に、ドル/円も95.00円付近まで下押ししたが、NY市場に入り米新築住宅販売件数が前月比+11.0%の38.4万件と予想の35.2万件を大幅に上回る良好な数字となったことを受けてドル買いが強まると、一時95.35円付近まで反発。また、過去最大規模の米国債入札を控えた需給悪化懸念や強い米新築住宅販売件数を受けて、米長期金利が上昇したこともドル買いを後押しした。一方、NYダウは米新築住宅販売件数の上振れを好感して序盤に一時前週末比30ドル近くまで強含みとなったものの、ここ最近の大幅上昇に対する利益確定の売りが先行したほか、米ベライゾン・コミュニケーションズなど一部米企業のさえない決算も重石となり一時同50ドル超まで下げ幅を拡大するなど、同マイナス圏で軟調な動きとなった。また、ドル/円は95円台中盤の本邦実需筋やオプション絡みの売りが厚かったこともあり上抜け切れず、NY市場中盤に95.10円付近まで押し戻された。ただし、NYダウは堅調な金融株を中心に終盤に切り返し前週末比15ドル高で終了したことから、ドル/円も95.20円前後で底堅く推移した。個別企業の業績に一喜一憂はあるものの、株式市場のセンチメントは総じて良好であろう。また、中古・新築ともに住宅販売件数が予想を上回ったことを受けて、米住宅市場の底入れ期待も高まるなど、リスク許容度の緩やかな回復は続いており、ドル/円も一段と下値を切り上げる展開とみる
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