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東京市場が休場で薄商いとなる中、アジア市場では「米商業金融大手CITグループが債券保有者からつなぎ融資を受けることで合意」との報道を受けて、同社の破たん懸念が後退し、GLOBEXのNYダウ先物や香港株などアジア株が堅調に推移したことを背景に、ドル/円は一時94.80円付近まで上昇。しかし、95.00円手前では本邦実需筋のドル売りやオプション絡みの防戦売りが活発化したことや、対ユーロや対ポンドでのドル売りが強まったこともあり、欧州市場序盤にドル/円は94.40円付近まで押し戻され、その後は94円台中盤でもみ合いとなった。また、米景気先行指標総合指数は前月比+0.7%と予想の同+0.5%を上回ったものの、反応は限定的となった。一方、NYダウは米CITグループの破たん懸念の後退や、米金融大手ゴールドマン・サックスが年末のS&P500種株価指数の目標を1060ドルに引き上げたこともサポート要因となり、堅調推移となったものの、ドル/円は94円台後半では本邦実需筋のドル売りを警戒して手仕舞い売りが優勢となったことや、ロックハート・アトランタ地区連銀総裁が「米国債買い入れ枠拡大の必要性について考慮する」と発言したことを受けて米長期金利が急低下したことを背景に、NY市場終盤に94.15円付近まで反落した。なお、本日は3連休明けとなることから東京市場では様子見ムードが強まり、今夜のバーナンキFRB議長の議会証言や米主要企業の決算発表を控えて小動きとなりそうだ。また、NYダウが前週末比104ドル高で引け6連騰となるなど日経平均も上昇が予想されることから、ドル/円も底堅い動きとみるが、節目の95.00円を突破するには新たなドル買い材料が必要となろう
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