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欧州市場序盤はユーロ圏の景気指標の上振れを受けてユーロが対円で上昇したことが波及したこともあり、ドル/円は一時95.00円付近へと強含みとなったものの、95.00円付近では依然として本邦実需筋の売りオーダーや利益確定の売りが厚く頭打ちとなる一方、株高連鎖を背景とした円売り意欲も根強く94円台中盤では下げ渋ったことから、その後は概ね94円台後半でのレンジ取引となった。NY市場に入っても、前日の米株式市場引け後に発表されたマイクロソフトやアメリカン・エキスプレスなど米主要企業の決算が予想を下回ったことに圧迫されて、NYダウが序盤に前日比60ドルあまり下落する局面もみられたものの、原油高を背景にエネルギー株が堅調となったことなどを下支えに、後半に小幅ながら前日比プラス圏へと浮上するなど全般的に値動きが限定的となったことから、ドル/円も94.75円前後に収れんした。なお、米ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値は66.0と速報値の64.6から上方修正となったが、5ヶ月ぶりのマイナスとなったこともあり反応は限定的となった。ナスダック総合指数は米マイクロソフトなどのさえない決算が重石となり13営業日ぶりに反落して引けたものの、NYダウは前日比23ドル高の9093ドルと年初来高値を更新して終了。シカゴ日経平均先物も大証終値比95円高の10035円と1万円台を回復して引けており、本日も株高連鎖期待からリスク許容度が回復し、円売り安心感は一段と高まりそうだ。また、本日からの1150億ドル規模の米国債入札を控えたドル手当て買いも考えられることから、95円台をうかがう動きが続くとみる
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